投稿者
 メール ※掲示板には表示されません(詳細)
  題名 ※管理者の承認後に掲載されます。
  内容 入力補助
    
 URL
[ ケータイで使う ] [ BBSティッカー ] [ 書込み通知 ] [ 検索 ]


The real thing is brought up.

 投稿者:frontier  投稿日:2017年 3月23日(木)00時16分49秒
  久保田先生,いつもありがとうございます。
今回は,英語の表現・語法として相手に伝わるかどうかについてお尋ねします。

The real thing is brought up.
という文で,「本物(の学力・能力・資質)を育てる」というキャッチコピーとして成立・理解されるものでしょうか。
いかにも日本語直訳的で,何が言いたいのか不明という気がしています。
The authentic thing is brought up.
に変えれば,"authentic"から「本質的な」という意味が見えてくるでしょうか。
抽象的・観念的な内容を,イメージを持って理解してもらうための語彙の選択が難しいため,ご指導いただければ幸いです。
 
    (管理人) 「育てる」の意の bring up は目的語に「もの」「こと」をとることはないので、real や authentic を用いても、どちらの文も自然とは言えないように思います。grow や develop を用いた能動文ならなんとかなるかもしれません。We grow [develop] the real thing. というくらいに。ただ、the real thing の中身が具体的に確定していない文脈で、いきなりこの文を用いて相手に伝わるかとなると、少々不安です。the real thing が用いられる文脈を COBUILD の WORDBANK で調べてみると、ほとんどすべての用例で、「本物」の中身がはっきりしています。「物」、「こと」、「人」、「動物」など多岐にわたりますが、いずれも具体的な「偽物」と対立して用いられているので、the real thing の中身が明瞭です。そういう文脈があれば問題ないと思います。
 

回答が前後します

 投稿者:管理人  投稿日:2017年 3月18日(土)11時04分39秒
  いくつかのご質問に対する回答が前後しています。ご承知おきください。  

window personについて

 投稿者:Tetz  投稿日:2017年 3月18日(土)09時51分17秒
  いつもお世話になっております。
毎回基本的な事をお伺いしています。
ご教示の程、宜しくお願い致します。

私は海外からの簡単な連絡を受けるだけの、低レベルな英語でも対応出来る仕事をしています。
そして、我々の営業マンが、海外の現地営業所に「window person(窓口)が私である」とメールで紹介してます。

この単語が、窓口を意味するのかを、辞書で調べても該当するものはありませんでした。

それで、ネットで調べると、一流大学を卒業しロンドンの大学院を・・・
と言う人が、英語のアドバイザーとして
「窓口はwindow personである」と豪語していました。

他方では、一流大学を出て、アメリカでの実務経験がある人が
「日系企業で勤める現地のアメリカ人まで、窓口をwindow personという事が信じられない。
windowは、ネイティブにとって、只の窓を指す言葉に過ぎない
窓口はcontact person等の単語になる。」
との事でした。
そして、それを裏付けるかの様に、下記の様な記事を見つけました。

By Rochelle Kopp, Managing Principal, Japan Intercultural Consulting


Recently I was teaching a seminar for American employees of a Japanese company in the U.S.
One of the participants asked about the term “window person,” which they had heard their Japanese colleagues use frequently.
From the way the participant described it, it sounded like madoguchi, the person who they were asked to deal with on the Japan side of their organization, and I started to discuss that.
Then another participant raised their hand and said “I heard from my Japanese manager that the people who stalled in their careers were asked to sit by the window.
Is that the same ‘window person’?”
I laughed, because this second person was talking about madogiwazoku, employees who had been shunted aside but not yet fired.
Too many windows!

もしこの内容が正しければ、ネイティブから私が「窓の人」「窓際族」と笑われる事になりますし、会社にとっても恥になります。
以上の事より、久保田先生に御意見をお伺いしたく投稿させて頂きました。

 
    (管理人) わたくし自身は contact person という表現を使っています。この contact は形容詞で、「連絡用の」「窓口の」というほどの意です。協定書などを取り交わす前段階などに、(Enter) Name of Contact Person(担当者のお名前[をお書きください]) などと記していたことを思い出しました。なお、window person という表現はどういう意味であるかわかりません。  

persuading の使い方

 投稿者:yamada  投稿日:2017年 3月15日(水)16時08分17秒
  persuading の使い方は「説得」的なものになると思いますが、いくら調べても人に対して使った例ばかりで物(機械等)の例が見つけられず困り果てております。
(ヤフーの質問サイトより一点だけ下記サイトの事例をご紹介頂きました)※「吸気タービン方式を使って得られる出力」の訳もその時ご指摘いただいて修正しました。

https://kotobank.jp/ejword/persuade

The car was finally persuaded to start.
車はやっと始動した.


私的には下記の英文をさらに下の段の様に訳したのですが・・・意味的には分かりますが、機械を説得?機械を説得させるには手を加えないといけないので、何とかして動かす的な解釈になると思うのですが・・・
ご紹介頂いた事例は、startの単語があるので最終的には起動できたんだと言う事が理解できます。しかし、下記の文に当てはめようとしても何だかしっくり来なくてすっきりしません・・。

今読んでいるジェットエンジンの英文の本が、この手の機械を説得する的な文が結構多くて困ってます。・・・どうか教えてください・・・・。


The next step was to work out a method of persuading a standard turbo-jet engine to surrender a higher proportion of its power than is possible using the intake turbine principle already described.

次のステップは、すでに説明した吸気タービン方式を使って得られる出力よりも高い割合の出力を伝達するように、標準のターボ・ジェット・エンジンを説得する方法を考え出すことでした。


標準のジェットエンジンに何をする?と訳せば正解なのでしょうか?
雰囲気的には改造?それとも、素直にエンジンが伝達できるように動く方法?

考えれば考えるほど分からなくなっていきます。

できれば今後のためにも、正解と考え方を教えて頂けたら嬉しいです。
 
    (管理人) この場合の persuade は「調整する」というほどの意でしょう。「改造」でもいいかもしれません。注意すべきは、この persuade には「やっとのことで」というような含みは必ずしもないという点です。プログレッシブ英和辞典に挙げられている The car was finally persuaded to start. は、おそらくランダムハウス英英辞典の The engine was persuaded to run. という用例を作り替えているのかと思われますが、ランダムハウス英英辞典の用例にも「苦労して」というような含みは特にないように思われます。むしろ、しかるべき調整をすることによっていとも簡単にエンジンがかかったというような意が感ぜられます。なお、ジェットエンジンに関する英文についてですが、末尾の using 以下は、直前の than is possible にかかるのではなく、persuade にかかります。「すでに説明した吸気タービン方式を使って標準のターボジェットエンジンを調整し[改造し]、・・・する」というくらいの主旨でしょう。  

原級比較~形容詞、名詞の語順

 投稿者:Azu  投稿日:2017年 2月27日(月)22時28分11秒
  初めて質問させて頂きます。
瞬間英作文のサイト(phrase phase me)において、
I have never read so interesting a book as this one.
という文は、形式ばった文章に使うため、
I have never read a book as interesting as this one.
などとした方がよい、とありました。
前者のように、an interesting book の形容詞部分が副詞のso(as)にくっ付いて前にでて、so(as) interesting a book asという語順になることは、一般的な文法書にでてきますが、後者の語順は、調べた限り載っていません。
as many books as の場合は、books as many asのように形容詞と分離してはいけないとありますが、a book as interesting as もこれと同じように形容詞と分離しているように見えます。
この語順になる理由をお教え頂けますでしょうか。よろしくお願いいたします。
 
    (管理人) 論旨がよく理解できないところがあるのですが、こういうことをお聞きになりたいのかなと推測して回答します。I have never read a book as interesting as this one. という「語順は、調べた限り載っていません」ということですが、否定文であることを勘案すると、I have never read a book more interesting than this one. という形の方が伝達内容に紛れがないように思います。その点で、純粋な比較級の文と比べて、最初の文の頻度はそれほど高くないかもしれません。が、まったくないわけではなく、とりわけ肯定文では、問題なく用いられると思います。That is a book as interesting as this one. はまったく問題ないでしょう。次に、as ...  as が名詞に後続する形が許されるかどうかについてですが、一番簡単な判定方法としては、関係詞節に書き換え可能かどうかをみてみればよいと思います。a book as interesting as this one は a book that is as interesting as this one と書き換えられますが、*books as many as ... は *books that are as many as ... とは書き換えられません。
 

in such a way thatとin the way that

 投稿者:のんたろう  投稿日:2017年 2月18日(土)07時56分49秒
  こんにちは。In such a way thatとin the way thatの違いについてお尋ねします。

It is an ideology incapable of inspiring the world (      ) the Western love of freedom, liberty and justice can.

① in such a way as  ② in the way that ③ in such a way that ④ in the way how

英検1級の問題からです。このような問題で、ある参考書(英文法レベル別問題集6)では解答は②でした。しかし「プログレッシブ和英中辞典」をみると、arrange the goods in such a way that it is easy to choose what one wants「品物が選びやすいように仕分けをする」という例文があるので、③も正解になるのでは?と思いました。どのように考えればよいのでしょうか。宜しくお願い致します。
 
    (管理人) 参考書のとおり、正答は (2) です。まず、in such a way that と in the way that は意味が異なります。in such a way that は that 節が主節の「結果」や「目的」を表します。「それによって…」「そうすることによって…」「…することを目的として」というくらいの意です。in the way that は「様式・様態の一致」を表します。「…であるのと同じく」「…のように」というくらいの意です。as 一語で置き換えることができます。主節 (A) が否定文で that 節 (B) が肯定文の場合は、「Bと違ってAは…ではない」と訳すとうまく表現できます。この角度から問題文とプログレッシブ和英辞典にあるという用例を比べてみてください。次に、問題文には特徴ある構文が用いられています。この問題文の従属節には助動詞 (can) のみが残り、それ以下の動詞表現 (inspire the world) が削除されています。このような形を「動詞句削除」といいます。動詞句削除は「様式・様態の一致」を表すときに用いられます。Sally works as hard as Bill does.(サリーの仕事ぶりはビルに負けていない);We have to pull our socks up, and work hard in the way we can.(ふんどしを締め直して、力の限り働かなければならない)。この点から見ても、動詞句削除構文と in the way that は相性が良いということになります。ちなみにジーニアス英和辞典の way の項目にもこんな用例が挙げられています:Language is not an abstract system in the way that numbers are.(数字とは違って,言語は抽象的なシステムではない)[be は疑問文で主語の前に出るので、助動詞としての性質も持っています]。
 

called atについて

 投稿者:iida  投稿日:2017年 1月16日(月)15時34分5秒
  質問します。「表現のための実践ロイヤル英文法」p.51確認問題5(4)で
×We called at Mr.Robinson yesterday.
○We called on Mr.Robinson yesterday.
とあります。
「call on 訪ねる」(同書p.49)という事なのですが、
「研究社 新英和中辞典」の「call」の自動詞の3番目の項目で《主に英》ということで
I called at Mr.Brown's yesterday.きのうブラウンさんのお宅を訪問した。
とあります。それでも called atでは問題があるのでしょうか?
 
    (管理人) call on の目的語は「人」、call at の目的語は「場所」です。call on Mr. Robinson は「人」を目的語にとっているので、(古風な言い方ではありますが)文法的には問題ありません。call at Mr. Brown's は「家」つまり「場所」を目的語にとっているので、(確かに《英》の用法ですが)文法的には問題ありません。したがって、call at Mr. Robinson  は、本来「場所」を目的語にとるべきなのに「人」を目的語にとっているので容認不可能となります。なお、call on は、いわば「そこまで来たから立ち寄ったよ」という程度の儀礼的な訪問。話をしても挨拶程度。.call at は、必ず、しかるべき話があって訪問することを表しています。
 

no better than の意味と用法について

 投稿者:Fujibei  投稿日:2017年 1月 9日(月)16時02分2秒
  引き続いて質問させてください。


1月7日の Huffington Post に、ある連邦政府職員が Trump 次期大統領を支持していないけれども、就任式の仕事をしなければならない、という話の中に次の文があります。

 “Hopefully we show our best for this inauguration, despite who is being inaugurated,” she added. “You're no better than you are on your worst day, I guess I would say. We have a job to do, and I support our troops doing that job.”

この中のYou're no better than you are on your worst day. はどんな意味になるのでしょうか。

ネット辞書には次ようような定義と例文が出ています。
no better than: to be as bad or as unimportant as a particular type of person or thing

People treated me as though I was no better than an animal.
(macmillandictionary.com)

これを当てはめると、You're no better than you are on the worst day. = You're as bad as you are on the worst day.になりますが、ますます意味不明です。よろしくご教示のほどお願いします。
 
    (管理人) no better than は、not better than と違って、than 以下には「貶められた」内容が置かれます。お問い合わせの文においては「人生最悪の日の心境」がそれに該当します。そして、そこから一歩も好転していないというのですから、「人生最悪の日の心境におとらぬひどい心境だ」というくらいになるのではないでしょうか。まどろっこしいといえばまどろっこしいのですが、英文解釈すればそうなると思います。
 

let alone の意味と用法

 投稿者:Fujibei  投稿日:2017年 1月 3日(火)09時59分54秒
  新年おめでとうございます。今年もよろしくご指導のほどお願いいたします。

早速ですが、辞書に例文として出ているHe can't even walk yet, let alone run.のlet aloneはどうして「ましてや~はない」という意味になるのでしょうか。ことばを補うとすればどうなるのでしょうか。
同じ意味のmuch less / still less / not to mentionは、そのままで意味が理解できますが、let aloneは不可解です。よろしくお願いします。
 
    (管理人) 「修辞的用法」というのがありますね。例えば、Who knows? が「誰が知っているのか」という疑問の意から「(そんな大それたこと)誰が知っているというのか」「誰も知っている人などいない」という否定の意に変化する用法などがよく知られています。修辞的用法は、通例、何らかの価値判断が加わることによって生ずることが多いようです。お問い合わせの let alone の用法も、「干渉しない」、「相手に任せる」、「口出ししない」のように、「放任する」という意から、「(当然すぎて、かえって)手出し(口出し)し(ようが)ない」という抑制的な態度を表明する用法に転化したとお考えになったらいかがでしょうか。  

It is wise of (for) ---toの問題点

 投稿者:takakyu  投稿日:2016年12月14日(水)08時59分43秒
 
中学と高校で学ぶIt --of --toーーとIt --for--toーー構文について教えていただきたいと思います。
二つの構文はほとんど同じ構文であると生徒は感じているのではないでしょうか。ただ、ofとforの後に来る形容詞により、どちらかの前置詞を使うのか教えられていると思います。それでも、It --for--toーー構文は
Itがfor--toー以下の不定詞節を述べているのに反し、It --of --toー構文はof以下ではありません。
例えば、It is wise of you to say so.において、wise なのは you という人と to say so という その人の行為の両方であると思われます。、
→(英語語法大辞典、英語正誤辞典等参考)一般的にはYouが主語でto say soは根拠を表す副詞的用法であると教えられます。
You are kind . とYou are kind to say so.におけるkindの意味は同じですが You are kind. = You are kind  by nature.であって、You are kind to say so.におけるkind はYou とto say soにまで向けられると思います。
私が使用しています江川先生の英文法解説(改訂版)の中でIt's wrong of you to trifle with her affections.(君は彼女の愛情をもてあそんでいるようだが、よくないぞ)と過去の出来事に注意が向けられています。

そこで質問に入りますが、高校では人の性質や行動の判断を表す good, wrong, wise, silly, foolish 等の形容詞は for と of の両方が可能であると参考書や問題集に書かれています。
詳説レクシスプラネットボード(P.142~143)においては、silly, foolish, wise等ではforを使った構文の使用率は50%を超えることに注意したいと述べられ、最後にこれらの語は人の性質を表すことも確かだが、その人の行為についての判断も表しうるためと推測される。---学習者にはofを用いることを勧めるべきである。と説明されています。
私の考えは It --of --to構文とIt ----for---to構文では訳し方の違いやIt-- for ---to構文ではfor ---to以下の文が主語になれたり、時制の問題等ofとforを使用した文では明らかな違いが見られます。
生徒にとってはテスト問題などで(  )内にいれたり、選択する問題等ではforやofを選べますが、訳したり、英作文の問題になりますと間違いをする可能性があると思います。参考書などの説明で単に両方の前置詞が可能であるという説明では十分ではないように思いますが?
高校や予備校または大学でこのofやforの扱いについて、詳説レクシスプラネットボードの説明とともに先生のご意見をお伺いできればと思います。よろしくお願いいたします。
 
    (管理人) 前置詞の違いによる意味の違いは、3つあります。(その1)主語は何かという点。(1) It is cruel for John to hit the bird./(2) It is cruel of John to hit the bird. 厳密に解釈すると、(1)では、基本的に、to 不定詞の主語は不明です。が、不明なりにも、その中に John が含まれる可能性は排除しません。John が主語として解釈されるかどうかは文全体の意味や文脈によります。その点で(1)の文の主語解釈はぼんやりとしています。(2)は to 不定詞の主語は John であり、他の人物は含まれません。(その2)to 不定詞が未来の出来事か過去の出来事かという点。(1)における不定詞は主節の時制よりあとに発生する出来事を表します。「その鳥を撃つことはジョンにとって酷なことだ」。(2)における不定詞は主節の時制より前に発生した出来事を表します。「その鳥を撃つなんて、ジョンも残酷だなあ」。(その3)主語が動作主か否かという点。(1)において John が主語として解釈される場合は、どのような性質のものであってもかまいません。例えば、It is necessary for there to be a change.(変化が必要だ)のように、行為者でも何でもない there が for のあとに置かれても問題ありません。(2)における John は必ず「意図的な行為を遂行する者」つまり「動作主」(agent) でなければなりません。(3) *It is cruel of there to be a change./(4) *It was cruel of the survivors to be abandoned. などはいずれも成り立ちません(of を for に替えれば容認可能な文になります)。以上の3つの点を勘案して、for にするか of にするかを判断されればよいと思います。
 

三単現のs

 投稿者:メットマン  投稿日:2016年11月29日(火)04時59分52秒
  いつもすみません。もしかすると前にどなたかが同じ質問をしておられたような気がしたのですが、見つかりません。なぜ3単現にsがつくのでしょうか?というよりは、古英語では3単現に限らず、1単現、2単現、1複現、2複現、3複現でも何らかの語尾が付いていたことを考えると、なぜ3単現以外では何もつかなくなったのか、と言うべきなのかもしれません。いろいろな学者がいろいろなことを言っておられるようで一致した答えはまだないようですが、久保田先生はどのようにお考えでしょうか?下記動画でもまた違った説明をしています。聴いていて面白いですが、theyのときはどう説明するのか疑問に残ります。よろしくお願いいたします。https://www.youtube.com/watch?v=O4PcltVio1k

 
    (管理人) この問題に対して英語学的に一つの解を与えることは不可能であると思います。学問から離れて回答すれば、現代英語に三人称単数現在語尾のみが残ったのは、英語の気まぐれとしか言いようがありません。この語尾を付けなくても、主語や文脈からその情報内容が容易に判明するという点で、この語尾には特段の情報価値もなく、そういう情報価値がほとんどゼロである要素の残存理由を追求しても得るところがないように思います。もし「気まぐれ」というのがちょっと突き放した言い方でお嫌ならば、例えば動詞の中で使用頻度が最も高い is の形に他の動詞もそろえようとする心理でも働いたのかもしれない、ともいえます。なお、ご承知のことと思いますが、現代英語における三人称単数現在語尾は -s ではなく(複数語尾や所有格と同じ)-es です。動詞の末尾音と、-es の s とが、よく似た音である場合は、-es の母音部が保持され(senses[複数語尾と三人称単数現在語尾のどちらでも]の [-iz] の発音などを参照してください)、よく似た音でない場合は -es の母音部が消えて [s/z] のみが残ります。これは「語中音消失」と呼ばれる現象の一つです(詳細は拙書『英語学点描』pp. 74-79 をご覧ください)。お示しのサイトの主張については特にコメントすることもありません。
 

of different countries

 投稿者:Nobu  投稿日:2016年11月24日(木)15時51分4秒
  お世話になっております。基礎的なことかもしれませんが、ご教示下さい。 中3の教科書(開隆堂Sunshine)のProgram7-3(71ページ)の冒頭に In his project, the children look at the pictures drawn by the children of different countires.「彼の企画では,子供達は様々な国々の子供達によって描かれた絵を見るのです」という1文があります。どうも合点がいきません。この文の of different countries ですが、なぜ in different countries としていないのでしょうか ? その点と、この場合の of の意味合いを教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。  
    (管理人) 前置詞を間に挟んで人と場所とのつながりを表す場合、おおむね3つの表現があります。(1) 人+of+場所、(2) 人+from+場所、(3) 人+in+場所、です。(1) から (3) は人と場所とのつながりについて、強い順に並べました。最も強いのが of です。of は、心理的にも空間的にも当該の場所から離れない、強い「由来」の意を表すのが本義です。ここでは「きずな」と言い換えてもよいかと思います。たとえば、a man of Tokyo といえば、「江戸っ子」に近い語感です。江戸あるいは東京という地域の性格を体現している人というほどの意味になります。a man of Osaka(浪速っ子)、a man of Yokohama(浜っ子)なども同じです。したがって、children of different countries も、それぞれの国に生まれ、その国の性格を体現している子どもたちという意味で用いられているはずです。そんな子どもたちが描いた絵というのですから、当然、その国の特徴が反映している絵になっていることが想像されます。次に from を用いた場合ですが、この表現は、通例、出自、出身地を表す場合に用いられます。出身地を離れていても、心の半分は出身地に置いてある、そういう人を表すのに用いられます。そして in を用いた場合ですが、この場合は、人と場所とのつながりが偶然的なもので、たまたまそこにいるというくらいの弱い意味になります。
 

現在完了の日付について

 投稿者:Tetz  投稿日:2016年10月29日(土)11時11分47秒
  いつもお世話になっております。
ご教示の程、宜しくお願い致します。

下の文を作成しました。
We revised the document that we have submitted to you in 2012 .
しかし、不安があり"in 2012"と言う、日付が入り、問題ないかネットで調べました。
大半の人が、文法的に ”間違い” という結果でした。

その中で、以下に示す興味深い回答を見つけました。
******
The fee has been paid on September 25, 2003”
というのを目にしましたが、has beenとon 日付というのが合わないのではないかと思います。
過去形で“The fee was paid on September 25, 2003”が正しいのではないでしょうか?

文法的には 完全に間違っています。

しかし、現在完了というのは 過去のある時点で動作が完了し、現在の結果を意識しています。
ここでは、相手の頭には「I did receive 25, 2003」というのがあるんです。
*******


そこで質問なのですが、私の作成した文を
We revised the document that we submitted to you in 2012 .
と しなければならないでしょうか?

これだと2012年に「提出している」という表現になり、「提出していた」という表現にならず、ニュアンスが異なるのでは?
と思い、今回質問させて頂きました。
やはり、現在完了の文に日付を付ける事は、大きな間違いでしょうか?
 
    (管理人) 現在完了形に過去の時を表す副詞を伴うことは、例外的にオーストラリア英語(特に口語)の一部方言で可能である以外は、標準的な英語では許されないというのが一般的事実です。したがって Tetz さんがつくられた英文はやはり不自然であると思われます。submit を過去形にすれば誰からも文句は言われません。プロの言語学者が文法違反すれすれの用例を用いて言語の限界を探るとか、あるいは一般の人が文法遊びをするというのでない限り、不自然と分かっている文は避けるのが賢明でしょう。また、submit を過去形にすると「2012年に「提出している」という表現になり、「提出していた」という表現になら[ない]」と記されていますが、この文における従属節の過去時制は主節の過去時制に従属する相対時制ではなく、それぞれ別の過去時を示す絶対時制なので、問題はありません。なお、オーストラリア英語(特に口語)の一部方言では現在完了形が過去の時の副詞を伴うことが可能と記しましたが、これは「完了」や「結果」が強調されているのではなく、「hot news 用法」といって、過去の事件や出来事などを新情報として語るとき、まず導入として現在完了形で始めて、次に過去時制にスイッチして具体的な詳細を述べてゆく際などに用いられます。この用法は、ニュース報道や警察による記者会見などにしばしば登場する用法で、たとえばこんな用例があります:At about 3:20 pm yesterday a man has entered the Eat-N-Run take away store on Golden Four Drive, Bilinga, armed with a rifle.(昨日、午後3時20分ごろ、(ゴールドコーストの)ビリンガ、ゴールデン・4番通りのテイクアウトレストランにライフルで武装した男が押し入りました)  

suggest that SV ... と、V-ing

 投稿者:Fujibei  投稿日:2016年 9月11日(日)09時57分27秒
  いつものご指導ありがとうございます。
9月7日のregret that SV... と、V-ingに関連して、ずっと疑問に思っていたことをお尋ねします。
それはregreの例文と意味内容が全く違うことを承知の上ですが、下のようなsuggest that ... と、V-ingについてです。
a. He suggests that we (should) postpone the meeting until Friday.
b. He suggests our postponing the meeting until Friday.
質問は
①suggest that と、V-ingは基本的に同じ意味だと思いますが、微妙な違いはありますか。
②「仮定法現在」と呼ばれているa.のthat以下は未来のことです。b.も基本的な意味は同じなのに、不定詞でなく動名詞が使われています。不定詞を「未来志向」、動名詞を「過去志向」などとする説明と整合性がありません。Charles regrets saying ... の場合は「過去志向」の説明で納得できるのですが、He suggests our postponing ... の場合はどのように理解したらいいのでしょうか。
 
    (管理人) 動名詞の「過去指向」については、以前、質問が寄せられたことがあったと思います(検索してみてください)。概略を繰り返すと、動名詞の「過去指向」は、「含意」(implication) であり、「論理的必然」(entailment) ではないということです。例えば Teaching is learning.(人に教えれば自分も学ぶことになる)という動名詞文は話し手の実体験に基づく発言だと解釈される傾向にあると思いますが、実際にその解釈のとおりであるとは限らず、聞き手がそのように解釈する傾向にあるということであり、それを「含意」といいます。「含意」はキャンセル可能です。動名詞が過去の行為・出来事を表すかどうかは、組み合わさる動詞に依存しています。例えば、後悔するには、後悔に先だって、後悔の対象になる行為が存在していなければなりません。したがって、regret doing における動名詞は regret より前に行われた過去の行為を表すことになります。それに対して、suggest の場合は、その意味からして、まだ実行されていないことを目的語にとるので、過去指向の意味合いは生じません(advise、propose、recommend などに動名詞をとる形が可能なのも同じ理由でしょう)。それならば、なぜ to 不定詞が用いられないのかという疑問も湧きます。to 不定詞のほうが未来志向ですっきりするのではないか、と。実は昔は to 不定詞をとる形もあったのです。OED は suggest が to 不定詞をとっている 16 世紀の用例を掲載しています。が、理由は不明ですが、この用法は廃れてしまいました。また、動名詞をとる形は 19 世紀末以降に登場する比較的新しい形で、まだ that 節をとる形と肩を並べるまでには至っていません。(追記:①については、「誰に」提案したかが問題になる場合は that 節をとる形しか用いることができず、そういうことが問題にならない(あるいは問題にしたくない、あるいは分かりきっている)場合は動名詞をとる形も用いることができる、というところでしょうか。)  

the wayとhowが同じ使われ方をすることについて

 投稿者:ks  投稿日:2016年 9月10日(土)17時04分16秒
  how young peaple talkとthe way young peaple talk
はどちらも同じ意味になると思いますが、howは関係副詞なのでもとがin the wayでありhow young peaple talkはyoung peaple talk in the wayの形に戻せますがthe way young peaple talkはこのように元に戻すことができないにもかかわらず関係副詞howと同じように使用されるのはどうしてなのでしょうか?
 
    (管理人) 難問が寄せられましたね。関係詞節を伴う名詞句でありながら前置詞もなしに副詞的に用いられるのは何故かということですね。もちろん、前置詞付きの「in the way+関係詞節」という形もあるのですが、in がなくても用いられるというところが問題です。そして、関係詞節を伴う名詞句で副詞的に用いられるのは the way ただ一つです。他の名詞句にはこんな芸当はできません。どうして the way だけにこんな挙動が可能なのかは、分かりません。この謎を解明したという研究者の存在も寡聞にして知りません。そういうわけで、だれもが知っている謎ですが、いまだ解明されていないとしかお答えしようがなく、残念です。ただ、せっかく投稿していただいたので、参考になりそうなことを記します。way という名詞は、方向、方法、様式などの意で昔から副詞的に用いられることの多い名詞でした。例えば、I went the wrong way.(道を間違えた)、They went different ways.(彼らは別々の道を行った)、Which way are you going?(どちらの道を行くつもりですか)、Look both ways before crossing the road.(左右を見てから渡りなさい)、This rule reads both ways.(この規則はどちらにも解釈される)などなど。他にも名詞のまま副詞的に用いられる表現はいくつかありますが、way ほど様々な動詞と組んで副詞的に用いられる名詞もめずらしい。そういう下地があるからか、関係詞節を伴う名詞句でも副詞的に用いられるという例外的な挙動が可能となっているのかもしれません。  

regret that SV.. と、V-ing

 投稿者:Katashi  投稿日:2016年 9月 7日(水)13時08分19秒
  初めて投稿させていただきます。
現在高等学校の英文法の授業では、例えば以下のような「書き換え」が教えられます(以下例文は質問者作例です)。
a) Charles regrets that he said such a stupid thing to his wife.
b) Charles regrets saying such a stupid thing to his wife.
regretの他にも、このような、節と句を両方ともとるような動詞はあると思いますが、a)とb)とには、どのような意味上の差があるのでしょうか?私の調べが足らないのかもしれず、初歩的なご質問でしたら恐縮です。お答えいただけますと幸いです。
 
    (管理人) お示しになっている2つの文に、大きな意味の違いがある、と断言することはむずかしいように思います。が、一般的な傾向として、動名詞を従えている場合は、過去の行為を生々しく思い出しながら後悔しているという意味合いが強く出るところがあり、that 節を従えている場合は、当該の行為を「過去」というカプセルの中に入れて概念化あるいは客体化しているといった意味合いが強く出るところがあります。そのような意味合いの違いは何に起因するかというと、お示しになっている2つの文の時制です。動名詞を従えている文の場合は、時制は現在時制ただ一つです。つまり、主語はみずからの過去の行為を現在に引き寄せていることになります。その分だけ生々しい。それに対して、that 節を従えている文の場合は、主節に現在時制、that 節に過去時制と、別々の時制を用いています。つまり、過去の行為なり出来事を現在とは異なる時間枠の中に置いていることになり、その分だけ遠くに見ていることになります。  

久保田先生の考えは?

 投稿者:yama  投稿日:2016年 8月23日(火)18時17分15秒
  久保田先生、いつもお世話になっています。今回もよろしくお願いいたします。

America is also quite good at change. The median age in the U.S. is 37.8, compared with 46.5 for both Germany and Japan. The newer a technology is the more the U.S. is likely to dominate it ? whether it’s the cloud or the sharing economy.
上記は、David Brooksによる、The New York Times  AUG. 19, 2016 の記事の一部です。
問題は、The newer a technology is the more the U.S. is likely to dominate it ? whether it’s the cloud or the sharing economy.という文のlikelyの位置です。likelyはmoreの直後に来るべきだと思うのですがどうでしょうか? それとも、be likely to, be interested in, be conscious of, などのように連語的に使われる形容詞の場合はmoreと形容詞の原級がバラバラになる傾向があるのでしょうか。
 
    (管理人) お問い合わせの現象を言語学者は Pied Piping(先導の規約)[ハーメルンの笛吹き (Pied Piper) より]という愛称で呼んでいますが、要するに、「名詞句あるいは形容詞句の先頭部分だけを動かすことはできません。先頭部分を動かすなら、当該の名詞句あるいは形容詞句の全体を引き連れて動かしなさい」というものです。be likely という表現は、仮主語をとっている場合、例えば、It is likely that ... のような場合は、likely は単独で機能しているので、The more likely it is that ... となりますが、仮主語ではない主語(お示しの文章では the U.S.)をとっている場合は、必ず to 不定詞を伴い、その場合は、「likely+to 不定詞」全体が形容詞句として機能します。したがってこの形容詞句に the more が付加された場合、[the more likely] ではなく、[the more likely to dominate it] 全体が動かされ、本来は、[the more likely to dominate it] the U.S. is. という形が生ずるはずのものなのです。しかし、このような「頭でっかち」の文は、文体上避けられ、しばしば、まとまりのよい最も大きな部分を文末に下げるという手段が講じられます。この場合であれば、[the more likely to dominate it] the U.S. is → [the more] the U.S. is [likely to dominate it] のような変換です。あとの形だけをみると、あたかも the more だけが文頭に出されて、likely to dominate it は動いていないようにみえますが、じつはそうではなく、likely 以下は文頭から文末に下げられたものと考えられています。たまたま is のうしろになったので、is likely to do がまとまっているかのようにみえるだけです。このような後置は、[A woman who was dressed in red from head to toe] appeared. → [A woman] appeared [who was dressed in red from head to toe](頭の先からつま先まで真っ赤の衣装に身を包んだ女性があらわれた)のような関係詞節の後置と同じ動機づけによるものだと思われます。  

再開のお知らせ

 投稿者:管理人  投稿日:2016年 8月20日(土)07時09分59秒
  みなさま

お待たせしました。2ヶ月にわたってこの質問箱を休止していましたが、本日より再開いたします。
 

the + 形容詞を並べる用法と意味について

 投稿者:Fujibei  投稿日:2016年 6月10日(金)14時07分52秒
  いつものご指導ありがとうございます。たびたびの質問で恐縮です。

今回はオーストラリのブログの書き込みの抜粋です。ここで言及されている suspended coffee は日本では「恩送りコーヒー」などの名で実践されているようです。
The co-op's suspended coffee program was started by barista and volunteer David Curtis, who read about the idea in a magazine and thought it was a great way to help out the homeless.
Curtis says the co-op is designed to be a safe space where people shouldn't have to feel uncomfortable about the fact that they can't afford food. The food co-op buzzes at lunch time with students, public servants, the unemployed and socially active.

質問は “The food co-op buzzes at lunch time with students, public servants, the unemployed and socially active.” の文のthe unemployed and socially activeの部分です。これは「失業者」と「積極的に社会とかかわろうとしている人」(別々の人たち)なのか、「失業していても積極的に社会とかかわろうとしている人」(同じ人たち)なのか、迷っています。二つがandで結ばれていること、socially activeにtheがないことが混乱の原因を思います。ご教示ください。

 
    (管理人) 3つ以上の名詞句を等位接続する場合、最も一般的な形は、最後の名詞句の前に and を置き、かつ、and の前にコンマを打たないという形です。すなわち、A, B, C and D という形です。お示しの文はこの形をしています。そうすると、形から攻めてゆくと、the unemployed and socially active は別の名詞句ということになります。この場合、socially active というのは、「地域社会を良くしようと活動している人々」の意です。そこでまず、「the+形容詞」が等位接続されている場合、2番目の the が省略されることが少なくないという事実があります。例えば、the employed and unemployed(就業者と失業者)や the old and young などがその典型です(もっと極端になると、He is acceptable to both old and young. のように定冠詞自体がなくなってしまう場合もあります)。それに対して、In growing numbers, the unemployed and homeless, thieves, street children, tramps, prostitutes and homosexuals are being murdered by the police and hired death squads. Colombians call it ‘social cleansing’. における the unemployed and homeless は2つの形容詞が1つの内容を構成していると解釈されます。どうやら、「the+形容詞」が連続している場合、(1)and で接続されている、(2)形容詞の内容が反意あるいは対立の関係にあってそれらが1つの内容を構成していないと容易に分かる、というような2つの条件を満たしている場合などに、2番目の定冠詞が省略されることが多いようです。
 

"in which"の必要性はあるのか?

 投稿者:yoshi810  投稿日:2016年 6月10日(金)11時03分55秒
  初めてお問合せします。

weblio英話辞書のサイトで見つけた英文ですが,もともとこのページは"in which"で検索して出てきたページからの例文です。
clothes in which to perform field work
「野外服」の訳が与えられています。

この例文(文ではありませんが)に"in which"を含めて書かれていますが,"in which"はここではどうしても必要な語でしょうか?

この"in which"を外して"clothes to perform field work"としても全く意味は同じと読めるのですが,敢えてここで"in which"を挿入することに何か意味があるのか,その目的等があればご教示頂ければ幸甚です。 よろしくお願いします。


http://ejje.weblio.jp/content/in+which

 
    (管理人) 結論から言うと、この場合、in which を省略することはできません。in which を省略して、「名詞句+to 不定詞」だけの形の関係詞節にしてみると、この関係詞節は(この質問箱でも何度か取り上げたことがありますが)、名詞句が不定詞動詞(あるいは不定詞内の前置詞)の目的語として解釈されます。この解釈を clothes to perform field work に当てはめてみると、perform にはすでに field work という目的語があり、また前置詞もないので、clothes は誰からも目的語として扱ってもらえないことになります。つまり、この clothes は解釈不能のまま宙ぶらりん状態にあるということです。in which があれば、clothes を受ける which が in の目的語になっているので、間接的に clothes も in の目的語として解釈されます。また、which がなくても、clothes to perform field work in というふうに in が残されている形であれば問題ありません。要は、先頭の名詞句が、後続する不定詞句の中のいずれかの要素の目的語として結びついていることが分かればよいのです。in which をまるごと省略すると、不定詞内の要素との結びつきが完全に断ち切られてしまうので、解釈不能に陥ります。ただし、以上の説明には1つだけ例外があります。a place to live という表現です。本来ならば、a place in which to live か a place to live in となってしかるべきなのですが、一種の慣用表現として a place to live だけが許容されています。
 

/28