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RE:解析力学やっています(追記)

 投稿者:KENZOUメール  投稿日:2003年 8月23日(土)09時16分7秒
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  先ほどのメールは一部誤っていたので修正します。
Sのハミルトンの主関数は(2)と関係ない・・・というところが誤りで、
S=∫Ldt+定数
とかくことができます。訂正します。
ところで、dS/dt+H=0 を証明するにはハミルトン-ヤコビの理論の知識が必要になりますね。
とここで終わっておけばいいのだが、

《深みにはまっていく》
ここで解析力学を1から始めると大変なことになりますので、多少の知識は前提とします。その
辺の補足はご自分で頑張っていただくとして(この際解析力学ノートが多少でもお役に立てば幸いです)、ハミルトン-ヤコビの方程式の復習からスタートしましょう

<ハミルトン-ヤコビの偏微分方程式>
正準変換の母関数W=W(qPt)をとると、元のハミルトニアンをH(qpt)、変換後のハミルト
ニアンを H^として
   pi=∂W/∂qi            (1a)
   Qi=∂W/∂Pi            (1b)
   H^=H+∂W/∂t           (1c)
と書けます。 ここで新しいハミルトニアン H^=0 となる条件は
   ∂W(qPt)/∂t=-H(qpt)      (2)
ですね。(2)を満たすWが求められたとすれば、正準方程式は
   Pi’=-∂H^/∂Qi=0        (3)
となり、Piは定数!となります。それをαiとすると
   Pi=αi               (4)
(1a)、(1b)、(4)を(2)にいれると
   ∂W/∂t+H(qi∂W/∂qit)=0    (5)
となります。これがWの満たすべき方程式でハミルトン・ヤコビの偏微分方程式と呼ばれています。

<作用積分がハミルトン-ヤコビの方程式の解であることの証明>
   S=∫L(qiqi't)dt  ('は時間微分)  (6)
のSが(5)を満たすということは
   ∂S/∂t+H(qi∂S/∂qit)=0    (7)
ということですね。(6)を時間で微分すると
   dS/dt=L=Σpiqi'-H         (8)
一方、S=S(qiqi't)ですから、これを時間で微分すると
   dS/dt=Σ(∂S/∂qi)qi'+∂S/∂t    (9)
(8)と(9)は恒等的に等しいから
   Σpiqi'-H=Σ(∂S/∂qi)qi'+∂S/∂t  (10)
整理して
   Σ(pi-∂S/∂qi)qi'-(H+∂S/∂t)=0 (11)
(11)が成立するためには左辺の各項が0でなければならないことから
   pi=∂S/∂qi、∂S/∂t+H=0     (12)
つまりSはハミルトン-ヤコビの方程式の解ということになります。 ふ~、すこしつかれた。 

      
 
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